大道芸レポート あなたがそこにいるだけで、エンターテイメント亀戸!気づけば、8年目に入りました。〜エンターテイメント亀戸!Vol.34 2026/2/8

大道芸レポート あなたがそこにいるだけで、エンターテイメント亀戸!気づけば、8年目に入りました。〜エンターテイメント亀戸!Vol.34 2026/2/8

歩行者天国の大道芸、8年目に突入したこの日。
天気予報は、雪。
東京で雪?

一年のうちでもめずらしい空模様を引き当てた朝、
脳裏に浮かんだのは、これまでの景色だった。

雨の中、ひともまばらな通りで時報よろしく火だけを吹いた日。
勢いのままに企画を走らせ、その直後に世界が止まったこと。
20組が集うはずだったエンカメ!の初回が、また雨に見舞われたこと。

逆境の中で、何度も開催してきた。

そして、今は雪。

正直に言えば、少し甘く見ていたのかもしれない。
けれど、やってみて思う。

これがエンカメ!だ。
歩行者天国に、生きている。

あなたがいれば、そこに物語は立ち上がる。
雪は、その物語に加わったひとつのスパイス。

この日は、そんな日だった。

その日のこと。

目が覚めると、ところどころに白いものがのしかかっていた。
慣れない感覚だけれど、冷たい。

これは雪か。

今日のエンカメ!は中止だな。
やるって言ってるみたいだけど、本当か。

余計なお世話だと思いつつ、無理するもんでないぞ、と思う反面、いつものあの時間がやって来ないことが、少し寂しい。

そろそろ集まる時間だ。
雪が深々降っている。

雪は止まない、勢いを増している。

電車の遅延か、駅から出てくる人もまばらだ。
電車に閉じ込められていた人もいるらしい。
まだ来ぬひともいるようだ。

エンカメ!は、やはり、やるようだけれど。
全員集合は叶うのか。

商店街事務所は、じわじわ騒がしくなる。

徐々に集まる今日の出演者・スタッフ。
少し浮き足だった声が聞こえる。

それに当てられ、こちらもこっそりワクワクする。

けれども雪は変わらない。

りそな銀行前に目を向ければ、ゴミ袋やトングを持った人々の姿が。
ゴミ拾いもあるのだ。

この雪なのに?

気付くと8名余り姿。
雪に埋もれて、ゴミはよく見えない。

けれども、いつものように何やら掴んでは、袋に入れている。

しっかり集まるゴミ。
いつものように、ゴミ。
今日もたくさんのゴミが集まり、あとは大道芸が始まるのを待つばかり。

やまない雪。

そして。
雪が舞う中、始まる大道芸。

アーケードがある。
まずは、アトモスフィア・パフォーマーが、歩道上に現れる。
雪を避けるように歩く人たちの表情が変わる。
ようこそ雪の亀戸へ。

雪で浮かれた空気も漂うまちに、さらに笑顔の空気がプラスされ。
足取りが軽くなる。
路上でも、始まる。

遠巻きに見ている人たちも、ひとりふたりと集まってきて。
小さな輪ができ、大道芸が始まる。

雪を纏って、躍動するからだ。
しんたろうのダンスに、エイトリング。
雪の音に、音楽が混じり、やがてそこに拍手が連なる。
華麗なヨーヨーは舞う。
あなたがいるから時が立ち上がる。
雪の中でも、誰かの力とつくり出す男がいる。

見てほしい、輪に広がる大きな笑顔。
そう、どんどん輪が広がる。
笑顔が広がる。

気付くと、雪は弱まって。
空を見上げれば、うっすらと太陽も見える。

気づけば、歩道にいたはずの彼らは、
通りの真ん中に立っていた。
歩行者天国に飛び出した。

真ん中で、ヨーヨーに、アクロバット。

歩行者天国の入り口でお迎えするのは、陽気なおじさん・人間ジュークボックス「タカパーチ」に、陽気な掛け合い腹話術はふじやん。。

路上の火柱が、暖をお届け、心も温まる。

とぼけた人形兄弟、女神が推す推すエンターテイメント亀戸、推し活をする女神も微笑めば、道ゆく人に愛想振り撒き駆け寄ってくるのは、お人形さん。

笑顔がはらはらと降ってくる。
雪に変わって降ってくる。
いつだって楽しい時間はあっという間。
そろそろ終わりの気配がする。

人が集まりはじめる。

歩行者天国に鳴り響くドラの音に、ラッパの音。
始まるよ。始まるよ。と集まってくる人形たち。
人形使いはふじやん。。
ニコニコみんなでご挨拶。
あ、さて、さて!さては南京玉すだれ!
玉すだれができるお人形さんもいるんです。
今明かされるのは、しんたろうの衝撃の姿!無事にイケメンに戻ります。

この通りをしっかり守ったいつもの二人。
思えば、今日は救急車が歩行者天国に入って来ざるを得ず、緊張が走った時間もあったのでした。
誰となく、救急車に目を配る。
色々あった本日の苦労も吹き飛ばし、
ばっちり技を決めなさる。
ふたりの笑顔が弾けてる。

ここから一気に締めてゆきます。

SUKE3はやっぱり他力で、可憐な女の子を肩に乗せる。
寒いなら、マッチに火を灯しましょう、ヨーヨーで。ヒラク。
最後は、エンカメ!コールに乗せて火吹きでおしまい。

始まったときの雪は、もう遠い。
わずかに残る白だけが、今日の名残だ。

また来るのだろうか。
あの時間。

次は、三月。

さて。

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春の足音が聞こえてきそうな
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