こんにちは。
亀戸大道芸主宰のハードパンチャーしんのすけ @shinnosuke_hpです。
亀戸大道芸を主宰するようになって、2023年2月12日に開催した第30回亀戸大道芸をもって4周年を迎えました。
この四年間を振り返るに、コロナだったりなんだったりと、いくつかの障害もありましたが(それはみんなそうだったかと思います。みんながんばりました!これからも、がんばって行きましょう!)、たくさんの応援、支援をいただきつつ、この日を迎えられて、とてもうれしく思います。
本当にありがとうございます。
私が亀戸大道芸を始めてから一貫して大切にしていることは
「まちとひとをつなげる大道芸であること」
です。
4周年の決意表明として、前回の第30回亀戸大道芸を振り返りつつ、これからも亀戸大道芸への想いをここに残します。
お付き合いいただけたら、幸いです。
第30回亀戸大道芸 感想
現在の亀戸大道芸は、2019年2月に新しく始まりました。
いろいろと「こんな歩行者天国を実現したい!」と想像を巡らせつつ、その一つの形として、1周年企画として
ホコ天レトロフューチャー
と題して、20組のパフォーマーが集まり、歩行者天国をパフォーマーで埋め尽くしました。
ホコ天レトロフューチャー後、すぐに新型コロナウイルスが本格的に猛威を奮い出し、社会全体としてのっぴきならない状況になるのですが…
ホコ天レトロフューチャーは、まちのひとの印象に残り、大道芸を継続して行くのに大きな足がかりになったと感じています。
そして、迎えた4周年。
まだ新型コロナウイルスの陰を感じつつも、ひとが集まることがやっと禁止ではなくなった今に迎えた4周年。
ホコ天レトロフューチャーのような、大々的に打ち上げる回ではありませんでしたが、4周年に集まっていただくに、とてもありがたいメンバーによる回となりました。
亀戸大道芸がこう在りたい!というラインナップでの実施です。
これを演りたい!
新しい一歩を踏み出したい!
実験してみたい!
…そんな気持ちをもったパフォーマーが集まってくれました。
ホコ天レトロフューチャーは、
「かつては芸人が好き勝手に集まってつくっていた歩行者天国での大道芸。その文化が、そのまま育っていたらどうなったんだろう」
という想いを元に企画しました。
路上に立つ人の想いや切実さは一括りにはできませんが、路上に取り憑かれ人たちが集まっていたと思うのですね。
そんな場をつくりたい。
4周年の節目となった第30回亀戸大道芸は、路上での表現の凄みを感じる回になりました。
良き時間をつくってくれたみんな…パフォーマー、スタッフ、清掃活動をはじめ運営に協力してれる皆さん、足を運んでくれる/止めてくれる観客の皆さん、準備に協力してくださる亀戸の皆さん…亀戸大道芸に関わってくれるみんなに感謝です。
これからの亀戸大道芸
私が始めてから亀戸大道芸は、終始一貫して
まちとひとを繋げる大道芸
を目指してきました。
その表明は例えばこちら。
ここでいう「ひと」とは、亀戸で暮らすひと、働くひと、そして、亀戸とは異なるひとを指します。
亀戸大道芸を通して、亀戸の外から足を運んでくれるひとに、亀戸を知ってもらい好きになってもらうのも一つですが…
定期的に開催することで、そこで生活するひとにとって、大道芸が恒例のものになることを大切にします。
亀戸大道芸について思うに、
— ハードパンチャーしんのすけ (@shinnosuke_hp) February 18, 2023
大道芸が日常にあるまちにするのが、ひとまずの目標なのだ、と至った。
わざわざ足運ぶでなく、まちのひとが散歩ついでに大道芸を観てゆくような気軽さ。
まちに出るのをちょこっと後押しするような。
亀戸で暮らすひとたちにとって、空気のような存在になれたらいいな。
さらに自然と、当たり前にある、特別でない存在としての大道芸。
5年目の亀戸大道芸は、そんな風にまちに溶け込み、まちを楽しむ装置の一つになるように、亀戸に根を張って育てて行きます。
昨年は、ありがたいことに定期的に大道芸ができる場所が亀戸に増えました。
カメイドクロックです。
今まで歩行者天国という線であったところから、面として広がる大道芸。
今年は、いくつか亀戸大道芸として発表できることがあるのではないかと思います。
ただいま準備していますので、発表できる段階になったらお知らせしますね。
そして、亀戸大道芸として成長するために、今年からは運営メンバーを増やしつつ進めて行こうと思います。
その最初の一歩として、第30回亀戸大道芸の当日運営は、圧倒的コーン芸・おろしぽんづさんにお任せしました。
とてもスムースかつおろしぽんづさんらしい気配りのある運営で、これからが楽しみになりました。
はやく進むには一人で進め。
遠くに行くにはみんなで進め。
今まではやく進むことを大切にしてきましたが、
ここからは遠くに行くことを大切にして行きます。
どこまで遠くに行けるかな。
どんな景色を見ることができるのか、楽しみです。
亀戸大道芸は、5年目の道を歩み始めました。
ここから1年ずつ…いえ、一回ずつ丁寧に重ねて、みんなで最高の景色を見に行きましょう。
改めまして、いつもご支援、応援ありがとうございます。
5年目の亀戸大道芸もよろしくお願いいたします。
亀戸大道芸主宰 ハードパンチャーしんのすけ