大道芸レポート ”ホコ天にあふれるここにしかない物語たち” エンターテイメント亀戸!Vol.25 2025/5/11

大道芸レポート ”ホコ天にあふれるここにしかない物語たち” エンターテイメント亀戸!Vol.25 2025/5/11

3か月ぶりの開催となった今回の「エンターテイメント亀戸!」。
キャッチコピーは、“ホコ天にあふれるここにしかない物語たち”です。
その言葉の通り、亀戸の歩行者天国には、この日・この瞬間にしか生まれないシーンがあふれていました。立ち止まってじっと見入る子どもたち、拍手を送る大人たち、道行く人の笑顔と驚きが、パフォーマンスと重なり合って、通り全体がちょっとした「物語の舞台」に。
打ち合わせなしに生まれる、その一瞬限りのセッションは、観客の皆さんにとって、まさにサプライズ!私たち自身も、次に何が起こるか予測できない、ワクワクした時間を共有することができました。

驚きの表情、はじける笑顔、そして温かい拍手。その一つひとつが、その時、その場所にしかない、かけがえのない物語の断片です。久しぶりの開催を心待ちにしていてくださった方も多かったようで、通り全体が、喜びと楽しさに満ち溢れた、忘れられない一日となりました。

そんな心温まるエンターテイメント亀戸!Vol.25の様子を、振り返ってみましょう!

250511エンカメ集合写真

「ここにしかない物語があふれた一日」──エンターテイメント亀戸!Vol.25 開催レポート

エンターテイメント亀戸!の舞台・亀戸十三間通り商店街の歩行者天国には、今回も、それぞれの場所で唯一無二の世界観を創り出す、魅力あふれるショーパフォーマーたちが集結しました!


パントマイムのMr.ふじやん。さん。緻密に構成された完成度の高いパントマイムは、まさに一つの「作品」と呼ぶにふさわしいものでした。
親しみやすいキャラクターと予想外の展開でファンを惹きつけたのは、ジャグリングのPerforemerさぶれさん。ハイレベルなジャグリングと憎めないキャラクターに、会場はいつもあたたかな笑顔に包まれていました。
そして今回、エンカメ!初登場となった前田秀さん。洗練されたパフォーマンスで観客の視線を釘付けにし、エンカメ!の新たな魅力を引き出してくれました。
もちろん、主催者である私、ハードパンチャーしんのすけも、いつものように全力でパフォーマンスをお届けしました!

歩行者天国を音楽で彩ってくれたのは、アコーディオン奏者・紫穂さん。「ここはパリかしら??」と錯覚してしまうような優雅な時間が歩行者天国に流れていました。ナミダツブさんによるフェイスペイントのあやどりも素敵でした。そうそう、ボディペイントで回遊していた「自称ドール系」ナミダツブさんも優雅さでは負けていません。青のドレスが印象的なナミダツブさん。若い男の子たちがみんなでペイントして、盛り上がっていたのが印象的でした。
そして、紫穂さん同様にアコーディオンの響きと共に練り歩くは、音姫金魚のお二人。歩行者天国をゆらゆらと漂いながら、たくさんのひとと接しながら遊び心ととも素敵空間を作り出していました。音姫金魚さんは、パフォーマーさんとも行く先々でコラボレーションしていました。紫穂さんとのアコーディオンの共演では、たくさんのひとが聞き入っていました。
そして、エンカメ!初登場・黒鉄の剣闘士さん。甲冑姿に恐い人かな…と思いきや、そこから溢れる特別な笑顔。魅了されるひとが続出です。
常に人だかりを生んでいたのは、ライブペイントのアートパフォーマー☆ファイター☆さん。その創造のプロセスは、まさに“生きた芸術”。スプレーの軌跡がキャンバスの上で命を宿していくような瞬間に、観客は思わず足を止め、じっと見入っていました。

出演者一人ひとりが、それぞれの色で紡いでいく物語。その連なりが「エンターテイメント亀戸!」というひとつの大きなストーリーとなり、この日、この場所でしか出会えないシーンがホコ天にいくつも生まれていました。

フィナーレに訪れた、“物語の奇跡”

イベントの締めくくりは、出演者全員とスタッフによる特別なフィナーレ。紫穂さんと音姫金魚の黒金魚さんの心に沁みるアコーディオンの音色が会場を包む中、各パフォーマーが短いパフォーマンスを披露。会場は温かな拍手と笑顔に包まれました。

今日のハイライトと言っても良いでしょう。スペシャルな時間は、Mr.ふじやん。さんの時に誕生しました。ネタの途中でふいにふらりとどこかへ歩き出しすふじやんさん、観客も出演者も「どこへ行くの?」と戸惑いながらその背中を見つめていました。

その静かな一瞬のあと、音楽に導かれるように誰かが踊り始め、次々と踊りが広がっていきました。最初は出演者だけだったその踊りは、やがて観客も巻き込み、輪となる光景に。

言葉はいらない。音楽とリズムが人の心をつなぎ、誰もが自然に笑顔になる――そんな奇跡のような時間が、フィナーレに訪れました。
この瞬間は、実に楽しかった。

この日、すれ違った誰かの笑顔、ふと足を止めて見入ったパフォーマンス、心に残る技芸や音楽、アートのひとコマ――どの瞬間も、ここにしかない“物語”でした。

そんな物語がホコ天いっぱいにあふれていた――それが、今回の「エンターテイメント亀戸!Vol.25」です。

またこの特別なひとときを、皆さんと一緒に過ごせる日を楽しみにしています!

出演者・スタッフ感想ポスト

清掃活動

エンターテイメント亀戸!Vol.25

※キャプションのない写真の撮影者:山内康司さん(亀戸十三間通商店街振興組合

アーカイブ:エンターテイメント亀戸!Vol.25 告知資料

エンターテイメント亀戸!Vol.25 ポスター
エンターテイメント亀戸!Vol.25 ポスター

アーカイブ:エンターテイメント亀戸!Vol.25 当日情報まとめ

次回のエンターテイメント亀戸!は…

6/15に開催!
キャッチコピーは「見る、聞く、巻き込まれる!大道芸ワンダーランド」。
お楽しみに!